枚方市 エレクトーン・ピアノ教室 こえだかミュージックスペース

枚方市駅からバスと徒歩で10分、山之上北町。1回ずつの予約可。子どもから大人まで、基礎から丁寧に学ぶ個人レッスン。障害児者、応相談。

効果的ピアノ指導と実践セミナー第5回 2017.9.12

大阪府枚方市の個人レッスン エレクトーン・ピアノ教室「こえだかミュージックスペース」です。

 

2週間前ですが、9月12日にこちらの講座を受講しました。

https://www.to-on.com/bastien/events/view/4001

 

1年間でバスティンのメイン教材をひと通り学べる「バスティン・パーフェクトセミナー」です。

https://www.to-on.com/bastien/news/post_713

 

4月から始まって、8月を除く毎月1回、合計11回の講座の5回目でした。

この5回目で、前期のパーティーシリーズが終了です。

 

会場は、三木楽器の開成館。

地下鉄本町駅から、アーケードの商店街を歩きます。

 
f:id:koemusic:20170926082352j:image

 

今回取り上げるテキストは、パーティーシリーズ最後のパーティーD。

 
f:id:koemusic:20170926082406j:image

 

バスティンのテキストでは、長い曲を弾く前に、短い曲で全調を弾きます。

全調といっても、1オクターブ(どれみふぁそらしど)ではなく、

指くぐりも指越えもない、どれみふぁそふぁみれど のパターンです。

調号にシャープ#やフラット♭が4つ、5つついていても、すぐに主音を判別し、ⅠとⅤ7の和音を弾く。

さらにはこれらの短調も(マイナー)も。

これが小さい子どもたちでもできるようなシステムになっています。

これがバスティンの醍醐味です!

 

この日の講座の教材にも、シャープ#やフラット♭がいっぱい!

 
f:id:koemusic:20170926082424j:image

 

実は、わたし自身が、調号にシャープ#やフラット♭がたくさんあると、それだけで「あー、むずかしい」と思ってしまうタイプ。

調号アレルギーとでもいいましょうか。

だから、このシステムを知った時、「自分もこのテキストで習いたかった!」と本当に思いました。

もしこのテキストで学んでいたら、もっと世界が広がっただろうし、調号アレルギーもなかっただろうと。

 

全調に取り組んでいるお子さんは、まだいないのですが、移調(キーを変える)はどのお子さんも大好き。

ハ長調(C)・ト長調(G)・へ長調(F)の間なら、幼児さんでも迷わずすらすらと。

「むずかしいでしょ?」と聞くと

「かんたんやった」と、みんな答えます。

わたしも、そんな風に答えたかったなぁ(笑)。

 

10月からは、パーティーシリーズの次に使うベーシックシリーズを取り上げる、後期講座となります。

 

自分が習ったのとは違う方法でレッスンをしているので、日々発見の連続です。

リズム打ち(おんぷの長さにあわせて手をたたく)だって、譜面だって、わたしが習ったこととはまったく違います。

しかし、それが子どもたちには受け入れられていて、力がついています。

リズム打ちも、長さがあっているだけではなく、表現力につながるたたき方になりました。つまり、弾く前から、手をたたくときから、表現力が育っていくのです。

(わたしもこれで習いたかった!)

 

指導法は、改善されたものがどんどん生まれていますから、自分が習った方法と違っていても当たり前!といえるのですが(笑)

 

子どもたちにとっての、わかりやすさ・わかりにくさは、子どもたちがレッスンで教えてくれます。

そのおかげで、当教室の指導プログラムは改善されていきます。

 

この講座も3月まで毎月通って、日々の指導をさらに向上させていけるよう、しっかり学びたいと思います。

刺激をくださる先生との充実の時間と美味しいランチ

大阪府枚方市の個人レッスン エレクトーン・ピアノ教室「こえだかミュージックスペース」です。

 

9月ももう半ば。

今週末には運動会のところもあるようです。

 

昨日は、いつも仲良くしてくださっている先生と、レッスンのことをたくさんお話しました。

 

その先生のお話は、いつも問題提議に富んでいて、自分のレッスンを見直すきっかけをどんどん与えてもらえます。

 

もっともっとわかりやすくて力がつく、もちろん楽しさもあるレッスンをしていきたいと、これはいつも思っています。

それを実現するには、まず立ち止まって自分のレッスンを見直さないといけません。

しかし、日々のレッスンをこなすことだけで、流されてしまい、そのままになってしまうことがあります。そんなんじゃダメなんですけど。

そんな時にお会いすると、しっかり立ち止まらせてくれて、一つのことを一緒に深く考えあえるのです。

 

こういう事例は何を意味するのか。なぜ起こるのか。

どういう方法で克服できるか。

目指すのはどういう姿なのか。

そのためにどういう力をつけていくのか。

それはどうやって進めていくのか。

習得度はどのように確認するのか。

実際に実行できているかどうか。

 

「おんぷカードは、音名を言うのではなく、実際に弾くこと」

などの確認もできました。

 

アワーズキッチンで一緒にランチも。


f:id:koemusic:20170912080523j:image


f:id:koemusic:20170912080542j:image

トマトとオクラとベーコンのアーリオオーリオ。

サラダはすでに食べてしまったあとでしたf(^_^;

 

 久しぶりにゆっくりお昼を食べました。 

 

先生とお会いして、モチベーションを高めることができる時間となりました。

 

現状に満足していたら、さらによいレッスンは実現できません。

自己満足は向上を妨げます。

 

刺激し合える先生のお力もお借りしながら、より良いレッスンが実施できるよう、高いモチベーションを保ちながら、学びを重ねていきたいと思います。

 

今日はバスティンの講座です。しっかり勉強してきます。

午後は子どもたちが来てくれます。

小さなつまずきも見逃さないよう、丁寧にレッスンを進めていきたいと思います。

レッスンタイム説明会 2017.08.29

大阪府枚方市の個人レッスン エレクトーン・ピアノ教室「こえだかミュージックスペース」です。

 

以前から気になっていた、東音企画さんの「レッスンタイム」の説明会(大阪初開催)に参加しました。

レッスンタイム説明会大阪会場

 

東音企画さんは、当教室で使っているテキストの出版社。

会場には、東音企画さんの福田社長が来られていて、レッスンタイム開発への思い、教室の指導の充実にどのように役立つのかなど、お話がありました。

 


f:id:koemusic:20170910171504j:image

 

そのあとエンジニアの方からの機能説明があり、実際に使ってみてわからないところを随時質問しながらの体験となりました。

 

 
f:id:koemusic:20170910171551j:image

 (配布の資料)

 

レッスンタイムは、デジタルレッスンノートです。

レッスンタイム | Lesson Time - 先生と生徒のレッスンに役立つデジタルレッスンノート

 

利用は無料。

 

紙の連絡帳ではなく、先生と生徒で共有するwebの専用ページを設けて、そこでいつでもやり取りができるというもの。

練習をするとスタンプガたまり、講師もそれを見ることができます。

動画や画像を送り合えることもできるので、次回のレッスンを待たずに、疑問が解決できることは、大きなメリットです。

 

今回参加したことで、よくわからなかった生徒さん側のページについて、いろいろと知ることができたのが収穫でした。

 

生徒さん側のページには、練習するとたまっていくポイントで、キャラクター育成ができるという、とても楽しい仕掛けが!

こういうのがあると、お子さんとページとの距離が近くなります。

 

お子さんのweb使用については、各ご家庭でお考えがあることと思いますので、当教室では今月中旬よりレッスンタイムをご案内し、使用するかどうかをご家庭でご検討いただき、ご希望の方に導入しようと考えています。

 

(わたしの方が使いなれておかねば・・・)

 

レッスンタイムは、現場の講師の意見を積極的に取り入れながら、機能の向上がなされているとのこと。

今後、どんどん使いやすくなっていきそうで、楽しみです。

 

この説明会の様子は、レッスンタイムのFacebookにも掲載されています。

https://www.facebook.com/LessonTimeCom/

 

最初のテキスト 卒業テスト 2017.8.30

大阪府枚方市の個人レッスン エレクトーン・ピアノ教室の「こえだかミュージックスペース」です。

 

9月に入って、朝夕ずいぶんと涼しくなってきました。

 

8月の終わりに、最初のテキストの卒業テストをしました。

5日前にも同じテキストの卒業テストを、おこなったところ。

その時は男の子でしたが、今回は女の子です。

 

自由曲3曲演奏、リズムうち、鍵盤の音、いい手の形など、課題をクリアして合格です!


f:id:koemusic:20170909015013j:image

修了証を手に記念写真を。

 

最初のテキストで学ぶことは本当に大切なことばかり。

急がずにしっかりと身につけてから、先へ進みます。

テストでは、その確認と、次の課題を見定めます。

 

新しいテキストを手にしたときの子どもたちは、みんなうれしそうてす。

喜びと期待に満ちたその様子を見ると、

わたしもうれしくなると同時に、

大切な子どもたちの指導をお引き受けするその責任の重さも感じます。

まだまだ学んで、指導内容の質を高めていきたいと、改めて思うのでした。

最初のテキスト 卒業テスト 2017.8.25

大阪府枚方市の個人レッスン エレクトーン・ピアノ教室「こえだかミュージックスペース」です。

 

枚方市の小中学校は、明日から2学期。つまり、今日で夏休みが終わります。

どんな夏休みだったでしょうか?

いろんな経験できたでしょうか?

 

ズーラシアン・フィルハーモニー管弦楽団を観に行ったお子さんがおられましたよ。

ザ・シンフォニーホールでの公演、とても楽しかったそうです。

動物さんたちによる演奏で、小さなお子さんにも楽しめるように工夫された構成のコンサート。とても人気があります。

 

コンサートの情報は今後もFacebookに掲載していきます。

生演奏をぜひ、聴いていただきたいなぁと思います。

 

で、支援学校のお子さんは、31日まで夏休み。

始業式の日までに登校日があるようです。

少しずつ慣れていくようになっているんですね。

 

夏休み最後のレッスンで、最初のテキストの卒業テストに挑戦したお子さんがいました。

 

3曲演奏、リズムうち、鍵盤の音、いい手の形など、課題をクリアして合格です!

 

2学期からは新しいテキストで、楽しく学んでいきましょう。

f:id:koemusic:20170827071355j:image

修了証を手に記念写真📷

 

当教室では、3歳から幼児、小学生の子どもたちがピアノやエレクトーンを学んでいます。

 

3歳、4歳でも学ぶことはたくさんあります。

これから表現豊かな演奏をしていくための、音楽の基礎知識を少しずつ学んだり、演奏のための手や腕を作っていきます。

確実にできること、知っていることを積み重ねていきます。

 

その基礎の基礎が、この最初のテキスト。

必要な時間はしっかりとかけて、踏み飛ばしのないように、進めていきます。

 

一緒に学ぶお子さま、現在募集中です。

詳しくはホームページをご参照ください。

枚方の個人エレクトーン・ピアノ音楽教室|こえだかミュージックスペース - 枚方市山之上の個人レッスン音楽教室

合同発表会 2017.8

大阪府枚方市の個人レッスン エレクトーン・ピアノ教室「こえだかミュージックスペース」です。

 

毎年夏の恒例となっている、全日本エレクトーン指導者協会(jet)の所属支部合同発表会が、8月19日・20日の2日間、門真市のルミエールボール(小ホール)で行われました。

 

f:id:koemusic:20170821073631j:image

 

 
f:id:koemusic:20170821073649j:image

 


f:id:koemusic:20170821073721j:image

 

2日間で170人以上の子どもたちが、6部に分かれて演奏を披露します。

 

当教室からは男の子が1名参加しました。

(4月に教室単独の発表会を開催したため、今回の参加者は少なくなりました)

 

この発表会では、ソロ演奏のほかに、他教室の子どもたちと一緒のアンサンブルがあります。

エレクトーン・ピアノ・パーカッション・歌・ダンスなど、いろんな形で一つの曲を作っていきます。

 

今回のアンサンブル2曲のうち、当教室から参加したお子さんは、「パイレーツ・オブ・カリビアン」の担当。

(この曲に歌とダンスはありません)

 

衣装をつけてもらいました。頭にはバンダナを。


f:id:koemusic:20170821174059j:image

被り物はあまり好きではなかったのですが、まんざらでもなさそう。

 

開演の幕が上がったら、すぐに曲がスタートです。

舞台袖からこっそり撮影。
f:id:koemusic:20170821174229j:image

カッコよかった!

華やかなオープニングになりました。

 

そして、彼のソロ演奏は、最後まで丁寧でした。

舞台袖での待機中も、普段通りで落ち着いていましたし、

いい響きも出ていて、昨年からの成長を感じました。

    

このホールのピアノはベーゼンドルファー275。とても大きなピアノです。

普通ピアノは鍵盤の数が88で、一番低い音は「ラ」。

このピアノは、さらに低い音の鍵盤が4つ多くて92。「ファ」まであります。

その4つは黒色。

この黒い鍵盤を見せてあげることができました。

 

(写真を撮り忘れてしまったので、こちらのサイトの画像で)

Bösendorfer Model.275 ベーゼンドルファー中古ピアノ | 中古グランドピアノ,他メーカー(GP)中古ピアノ | 中古ピアノ専門 ジャパンピアノサービス

 

発表の場の経験は、レッスンとは直接関係ないことにもつながるように思います。

目標に向かって準備を重ねること

いざという時の度胸

失敗した時にも乗り切ることができること

 

秋冬にも、ピアノステップやコンクールがあります。

ぜひ活用していただきたいと思います。

 

【お知らせ】

当教室では、8月27日・9月3日に開催する「夏の短期集中講座」の参加者を募集中です。

年長~小2のお子さんが対象。

楽しくてわかりやすい当教室のプログラムで、習い始めの時期に学ぶ6つの課題(演奏は含みません)を2日間でマスターしませんか?

音楽の授業の参考に、有料の体験レッスンとして、どうぞご活用ください。

執拗な入会勧誘など一切ありません。

8月24日まで受け付けておりますので、お気軽にご連絡くださいませ。お待ちしております。

詳しくは、当教室のホームページをご参照ください。

 

koedaka-music.jimdo.com

 

ピアノ・エレクトーンのレッスンを通して、子どもたちに自信を持ってのびのびと成長してほしい。

それが、こえだかミュージックスペースの願いです。

目移りして集中できない時の対策

 

 大阪府枚方市の個人レッスン エレクトーン・ピアノ音楽教室こえだかミュージックスペース」です。

 

夏の短期集中講座の案内を、「枚方つーしん」さんのページにある「伝言板」に掲載していただきました。

よろしかったらごらんください。

枚方市の情報でんごんばん(掲示板)【枚方つーしん】

 

体験レッスンのお問合せをいただく際に、

「うちの子は落ち着きがないのですが、レッスンできるでしょうか?」

とのご質問をいただくことがあります。

 

幼児(未就学児)でしたら、じっとしていなくて当たり前の時期です。

 

しかし。そういうことではない理由で、落ち着きがなくなってしまっているケースがあります。

 

こちらは、バスティン・パフォーマンスパーティーBの、あるページです。 


f:id:koemusic:20170815204857j:image

 

左手に和音が出てきて、両手演奏の始まりの段階です。

 

弾くときには、譜面に注目しないといけませんが、

どうしても挿絵に目がいってしまうお子さんがいます。

譜面を見なくちゃいけないのはわかっているけど、

視野に入る挿絵の方もどうしても気になってしまうのです。

さらには、挿絵の話を始めることもあります。

 

そんなことをしていると、どうしても

「落ち着きがない」

「譜面を見なさい」

「今は、絵の話はしません」

などと言われてしまいます。

 

そんな時、どうするか。

 

目から入ってくる情報を整理します。

必要な情報、つまり譜面だけ見えるようにしてみます。

 
f:id:koemusic:20170815204919j:image

イラストを隠すだけですが、

情報はかなり整理されます。

 

挿絵の話をさせないために隠すのではありません。

本人が譜面に注目したいのに、挿絵によってそれを妨げられている場合の対応です。

 

逆に、挿絵の話をするときに、どうしても譜面に目がいってしまうのであれば、譜面を隠してみます。

 

 

見えているもののすべての中には、

注目すべきものとそれ以外のものがあります。

注目すべきもの以外は見ないように、情報を整理していきます。

しかし、その情報整理が苦手なタイプの人がいます。

そういう場合は、その情報整理を少しカバーして、

スムーズにレッスンが進むようにしています。

 

これですべてが解決するとは限りません。

ご本人にとって、わかりやすいかどうか、常に確認しながらレッスンを進めるようにしています。

 

(2017.08.16 追記しました)