枚方市 エレクトーン・ピアノ教室 こえだかミュージックスペース

枚方市駅からバスと徒歩で10分、山之上北町。1回ずつの予約可。子どもから大人まで、基礎から丁寧に学ぶ個人レッスン。障害児者、応相談。

個性を出す方法

2016.6.11放送のマツコ会議、歌舞伎町のホストの方々が登場していました。

 

番組後半、マツコさんが「個性の出し方」を若いホストの方にアドバイスされていました。

その概略です。

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「個性の出し方」

人を参考にしないこと。

売れている人を意識し過ぎて、みんな同じようなスタイルになっている。

その中で、自分がやりたいようにやる。

そうすると個性は出る。

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水商売での話ではあるのですが、これは水商売だけのことでないように思いました。

 

人と違っていればそれでいいという話ではないと思うのです。

「自分がやりたいこと」を自分が知っているのかどうか。

そもそも、自分にやりたいことがあるのかどうか。

そういうことが、形成されているのかどうか。

 

先日の講座でも、よく似たお話がありました。

(以下概略)

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外国のコンクールを観ると、「この人の他の曲の演奏を聴いてみたい」と思う人がいる。

ちょっと音が間違っていたりしても、その人のパーソナリティ―が感じられる演奏をする人。

これは日頃のレッスンで、「自分はどう弾きたいか」を考えることが重視されているから、このような演奏がうまれる。

対して、日本の演奏者は、音を間違ったりはしない。正確な演奏をする。

だけど、他の曲の演奏も聴いてみたいと思う人がなかなかいない。

正確さが優先されているレッスンなのだろう。

そもそも、音が間違っていたら、音大の入試は通らない。

両方の演奏ができるといいんでしょうけど。

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当教室のレッスンでは、導入期から

曲のタイトルなどから、曲に描かれている世界を把握すること

間違ってもいいから、思い切り弾くこと

を大切にしています。

 

「今の演奏、自分はどう思った?」という質問も、よくしています。

先生がどう思ったかの前に、自分はどう弾きたかったのか、弾いてみてどうだったのか。

レッスンを通して、自分を見つめ、自分を知ることを経験して、もし人生にプラスになれば、こんなにうれしいことはありません。

 

間違いも含めて、すべてその人。

人間、プラスもマイナスもあって当たり前。

それをまるごと受け止めることから始まるのが、当教室の考えです。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

ご感想など、下部のコメント欄に一言残していただけるとうれしいです。

 

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