大阪府枚方市の個人レッスン エレクトーン・ピアノ教室の「こえだかミュージックスペース」です。
「鍵盤ハーモニカ」という楽器があります。
幼稚園・保育園で、音楽教材としてよく使われています。
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幅42cmくらい、奥行10cmくらいの大きさに、2オクターブ半(32鍵)の鍵盤、というのが良く使われているサイズ。
(3オクターブサイズのものもあります)
息を吹きこんで音を出します。音を出す仕組みはハーモニカと同じです。
メーカーによって、名前が違います。
ギターメーカーとして知られる東海楽器、そしてヤマハのものは「ピアニカ」。
つまり、これらは楽器名ではなく商品名。
通園先で鍵盤ハーモニカを弾いたことがきっかけで、レッスンを始めるお子さんもおられます。
そういうお子さんは、たいていの場合、園でたくさんの曲を弾いていて、「自分はいろんな曲が弾ける!じょうずなんだもん!」と、自信を持っておられます。
実際に弾いてもらうと、残念ながら良くない弾き方であることがほとんど。本当に残念。
「まな板トントン、大根切り」みたいな弾き方だったり、伸ばし切った指だったり。
この手の形のまま、くぐったりまたいだりしたり。
レッスンでは、この弾き方を修正していくことになります。
お子さんの自信を壊さないように、園の先生への信頼を損なうことにならないように、少しずつ少しずつ。
せっかくいろんな曲が弾けるようになったのに、遠回りになってしまって、もったいないなぁと思います。
レッスンを始めるのは、園で鍵盤ハーモニカを始める前のほうがいいのかもしれませんね。
この鍵盤ハーモニカ、幼児が弾くことが多いので、「半分おもちゃ」みたいな印象を持ってしまいがちですが、そうじゃないんです。
エレクトーンのプレイヤーとして活動されていた松田昌さんが、鍵盤ハーモニカ奏者としてご活躍中です。
その演奏をぜひお聴きください。
「うちの子が弾いている鍵盤ハーモニカって、こんな楽器だったの?!」って、きっと驚かれると思います。
松田昌さんの公式サイトの、ギャラリー「動画」のページ で演奏動画を視聴できます。
「リベルタンゴ」では、両手での演奏など、カッコよさが味わえると思います。約1分の動画です。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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