大阪府枚方市 個人レッスンのエレクトーン・ピアノ教室「こえだかミュージックスペース」です。
昨日のブログの後半で、次の音との間隔で、楽譜を読む方法について書きました。
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今回は、その続きです。
この方法では、「ドレミファソラシ」という音の名前を使わないで、弾くことができます。
「ドレミファソラシ」を覚えなくては、弾くことができない。
と思っていたわたしも、これには気づいていませんでした。
「ドレミファソラシ」は知らない、あるいは覚えるのが難しいお子さんでも、数字の1から5はわかるということがよくあります。
指の番号は、親指から順番に1番から5番。小指が5番になります。
この指の番号を使って、曲を表します。
昨日のブログで使った「よろこびのうた」を例にしてみますと
みみふぁそ そふぁみれ どどれみ みれれ
これが右手で
3345 5432 1123 322
になります。
数字を見ながら、手は見ないで、番号通りの指が動かせるようになったら
あとは、表示された鍵盤の場所に5本の指を乗せて動かして弾きます。
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これくらいの情報なら、鍵盤に書かなくても図で示せば大丈夫です。
指を乗せる場所を変えてみましょう。
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先ほどと同じように
3345 5432 1123 322
と動かせば、簡単に移調(キーの変更)ができます。
「ドレミファソラシ」を一切使わずに弾けるこの方法、習い始めたばかりのお子さんが発表会などに出演される場合に、使っています。
楽譜を読むのはまだ発達段階からみて早い場合にも、この方法で演奏の練習ができます。
もちろん、ただ指を鍵盤に乗せて動かせばいいだけではありません。
手の形も忘れずに(^^♪