枚方市 個人レッスンのエレクトーン・ピアノ音楽教室  こえだかミュージックスペース

枚方市駅からバスと徒歩で10分、山之上北町。1回ずつの予約可。夏の短期集中講座募集中!子どもから大人まで、基礎から丁寧に学ぶ個人レッスン。障害児者、応相談。https://koedaka-music.jimdo.com

どんぐりをどうする??~子どもの思いから学ぶこと

大阪府枚方市 個人レッスンのエレクトーン・ピアノ教室「こえだかミュージックスペース」です。

 

天気予報で「冬型の気圧配置」という言葉を聞きました。

季節はそこまで進んでいるのですね。

いつのまにか、きんもくせいの季節が終わり、すすきがたくさん見られるようになりました。

 

f:id:koemusic:20161104080921j:plain

 

先日のレッスンで、年長のお子さんからどんぐりをいただきました。

f:id:koemusic:20161104081131j:plain

 

「これな、水につけたらいいねん」という解説。

そうか、発芽しやすくなる方法を教えてくれているんだ

と、ピンときました。

 

「それから、どうするの?」と尋ねると

「柔らかくなる」

 

そうそう、柔らかくなると発芽しやすいのよね。

 

さらに「それから?」と尋ねました。

わたしの中には、「埋める」という答えが予想されていました。

 

「えっ??」

予想の答えは返ってこないので、再度尋ねます。

「水につけて、それからどうするのかな?」

 

予想外の答えが笑顔とともに返ってきました。

「皮がむきやすくなる!」

 

確かに、皮がむきやすくなります。それはわかる。

それから埋めるんだよね。という思いでしつこく質問するわたし。

「それから、どうするの?」

 

「えっ??だから、皮をむくねん・・・」

 

ここでやっとわたしは気づきました。

「埋める」という答えは返ってこないのだと。そして、確認しました。

「もしかして、皮をむいたら終わり??」

 

「そう、終わり」

 

そうだったのか。

 

お子さんの考えている行動の目的は、皮をむくこと。

わたしの考えている行動の目的は、埋めて発芽させること。

 

「大人が当たり前だと思っていたことが、実は全然違っていて、子どもにとってはまったく的外れ。」

だったのです。

 

レッスンを進める順番も、そういうことがあると思います。

 

「ここまで進んだら、次は当然これ」

と思っているその順番、実は子どもにはわかりづらいのかもしれない。

 

ある方がこんな話をされていました。

「鍵盤には、黒鍵が2つのところと3つのところがあることを学んだら、次は”もちろん”ドの場所を覚えます。」 

 

本当に「もちろん」なのかどうか。

それ以外の順番はありえないのか。

子どもにとってそれが最もわかりやすい順番なのかどうか。

一度立ち止まって、検証したい。

 

「当たり前だと思っていること」に疑問を持つことが、子どもたちへの理解を一歩進め、よりわかりやすい指導方法を作っていく。

 

当たり前であると思っていることに疑問を持ち、学び続け、よりわかりやすい指導法を実践しなくては・・・

そんなことを改めて考えることができた、どんぐりでした。

 

そのどんぐり、ただいま水に浸けています。

f:id:koemusic:20161104105201j:plain

 

皮がむけやすくなるのは、いつになるかな~。