枚方市 エレクトーン・ピアノ教室 こえだかミュージックスペース

枚方市駅からバスと徒歩で10分、山之上北町。1回ずつの予約可。子どもから大人まで、基礎から丁寧に学ぶ個人レッスン。障害児者、応相談。

合同発表会が終わって、レッスン方法をあらためて見直してみた

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合同発表会が終わりました。
ご参加の皆さん、お疲れ様でした。
 
当教室からは、習い始めて1年未満のお子さんを含む4人がご出演。
ホールでの演奏は全員はじめて。
 
ベーゼンドルファーのピアノは、鍵盤が軽くて弾きやすかったそうです。
わたしも伴奏で弾きましたが、お子さんの曲によく出てく中音域がよく響く感じがしました。
 
今回出演の4人は、まだ五線譜の音読みをほとんど学んでいません。
 
バスティン・ピアノパーティーAは、五線の楽譜は出ていないし、演奏は両手の親指をまんなかのドに置く場所で、指をくぐることもまたぐこともしません。
が、基本の手の形や腕の動きは練習するので、このレベルでも曲はけっこう弾けることを、今回の発表会でも感じました。
 
五線譜がまだ登場しないバスティン・ピアノパーティーBを使用中だと、パーティーシリーズ終了後に使う、五線譜の楽譜であるベーシックシリーズのレベル1の曲が弾けますね。
音符が隣に進むか、一つとばしに進むか、上がるか下がるか。この方法で五線譜が読めなくてもだいたい読めて弾けます。
今回の発表会でも、この方法で楽譜を読んで弾いたお子さんがいました。
音の名前でなく、どこへ移動するのかで楽譜を読んでいくのです。
 
こういうことをたくさんやってから、五線譜を学びます。五線譜に取り掛かる前に、予備の知識を事前に習得しておくので、五線譜の学習がスムーズに進みます。
 
最初から五線譜を学ぶ方法が多い中、なかなか五線譜が出てこないので、心配になる保護者さまもいらっしゃるかもしれませんが、この方法は非常にうまくできています。
まずは1年後、そして2年後にその結果が出てきます。
 
鍵盤楽器のレッスンをやめてしまうお子さんの多くは、楽譜がスラスラ読めなくて、練習がイヤになるパターン。
このパターンを回避したいと思っています。
音楽がしんどいものになってしまうなんて、もったいないことです。
 
楽譜が読めるって、外国語を習得するようなところがあります。
言葉は通じなくても、楽譜はお互いに読めます。
すぐに一緒に演奏!なんてことも可能。ステキですよね。
 
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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