枚方市 エレクトーン・ピアノ教室 こえだかミュージックスペース

枚方市駅からバスと徒歩で10分、山之上北町。1回ずつの予約可。子どもから大人まで、基礎から丁寧に学ぶ個人レッスン。障害児者、応相談。

手首に口があるんだよ~

大阪府枚方市の個人レッスン エレクトーン・ピアノ教室の「こえだかミュージックスペース」です。

 

今日は、台風が接近中です。

今朝は晴れていて、警報など発令されていませんが、夕方から最も近畿地方に近づくとのことで、本日午後にレッスンの予定が入っている皆さんには、レッスンの有無の判断について、連絡をさせていただきました。

 

当教室の導入期のレッスンでは、歌いながら弾きます。

ドレミ」の音の名前だけでなく、指番号や歌詞でも歌います。

 

歌詞は、曲が何を表現しているかがストレートに表れています。

読み取った歌詞の意味に合わせて歌い、それを演奏に反映させます。

その曲の場面、天気、時間、気持ちなどもわかれば、

それを演奏の強弱、明暗、動静などへつなげていきます。

豊かな表現の演奏は、導入期のレッスンからすでに始まっています。

 

歌うことで曲のフレーズ感もよくわかります。

どこからどこまでが一つの固まりか、「一節(ひとふし)」と言った方がわかりやすいでしょうか。

 

歌うと必ず息継ぎをします。

まず、不自然なところでは息継ぎはしません。

そこが自然なフレーズの切れ目になります。

 

歌の息継ぎといっしょに、ピアノも息継ぎ(ブレス)をします。

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(イメージ画像)

 

ピアノの口は、手首にあるんです(笑)

息継ぎをすると、口が開きます。

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(習い始めて1年未満の小2のお子さん)

 

直接描けないので、医療用のテープを貼って、その上に口の絵を描いています。

 

この口、息継ぎしない時は、閉じています。

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(手の山も、できてきました)

 

手首に口の絵を描くのは、講座で教えていただいた方法です。

口の絵があることで、ブレスを確実に意識できます。もう、意識せざるを得ない状況(笑)。

 

この動きを見ると、むかしむかし、わたしが子どもだった頃によく行われていた

「手の甲に何か乗せて、落とさないように指を動かす練習」

とは正反対のことをやっていることに気づきました。

練習法は、時代とともに変わっているのでしょうね。

ということは、指導者としてこれからも学び続けないといけないということ。

 

このお子さん、このままお家に帰って、

「ピアノの口は、手首にあるねんで~」

って、お家の人に教えてあげたそうです。

気にいってくれたようで、よかったです(*^▽^*)

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。