大阪府枚方市の個人レッスン エレクトーン・ピアノ教室「こえだかミュージックスペース」です。
当教室の発表会まであと2日。
手づくりのプログラムも出来上がりました。
発表会前の最後のレッスンが進んでいます。
今日の4人、明日の10人が終われば本番です。
「今日が最後かー」「なんか緊張してきたー」
という声が聞かれるようになりました。
発表会前の自宅練習としてお願いしていることを、あらためていくつか挙げておきますね。
◆本番と同じ衣装、靴、髪型で弾いておく。
↓
いつもと違う、慣れない衣装・髪型・髪飾りが気になって、演奏に集中できなくなることがあります。
せっかくのお写真、スカートがくしゃっとなった状態ではもったいないので、座るときのスカートの処理(おしりに沿わせて座るのか、ふわっと持ちあげて座るのか)も、練習します。
靴は、かかとが高いと、ペダルの使用の有無に関わらず、体重の乗せ具合が変わって、体のヘンなところに力が入ってしまうことがあります。足台の高さも変更が必要になることがありますので、靴は早めに決めておく方が良いと思います。
◆舞台に出てくる~演奏~舞台から退出までの一連の流れで練習する。
演奏よりも、お辞儀という慣れないことに気持ちがいってしまうことがあります。そうならないために、演奏の前後の動きも練習しておきます。レッスンでも実施しています。
スポーツ選手が、いつも同じ動きをすることで、緊張を軽減し集中力を高める方法を使っていますね。(ルーティーンと呼ばれる動きです)
舞台上での歩き方は、意外と目立ちます。ヒールのある靴、着丈の長いドレスでも、歩き慣れておきましょう。
特に演奏後は、気が抜けてふにゃふにゃになってしまったり、あまりに早歩きで小走りになってしまうことも(笑)。
歩くときは、プリンセス!イケメンモデル!です。
◆テンポを遅くして練習してみる。
テンポを遅くすると、細かいところまで目立つようになります。その一つ一つをどう弾くのか、集中して練習しておくと、本番での気持ちに近くなります。特に速い曲は、速さにばかり意識がいって、雑になることがありますので、テンポをグッと遅くして練習しておくと効果があるように思います。
◆メトロノームに合わせて、体の動きでカウントする。
手拍子だけよりも、腕を動かしたり、足も使ったりして、体で拍子をカウントします。こうすることで体に拍子感が入って、リズムが安定し、演奏全体が引き締まってクリアな演奏になるように思います。
小さなお子さんだと、曲の途中からだんだん早くなったり、長い音符が短くなってしまうケースがありますが、そんな時にもこの練習方法を使っています。
本番は、多かれ少なかれ緊張します。「緊張しないように」は無理。緊張していいんです。
いつもお話ししていますが「うまく弾けるかどうかより、思いっきり!」です。
ピアノも応援してくれます。
楽しい思い出の一日になりますように。
最後におまけの写真を。いただきもののトマト。
「ハートの形」という話だったんですが、反対向けたら・・・
ねっ(笑)
肩の力が抜けたかな~。