枚方市 エレクトーン・ピアノ教室 こえだかミュージックスペース

枚方市駅からバスと徒歩で10分、山之上北町。1回ずつの予約可。子どもから大人まで、基礎から丁寧に学ぶ個人レッスン。障害児者、応相談。

目移りして集中できない時の対策

 

 大阪府枚方市の個人レッスン エレクトーン・ピアノ音楽教室こえだかミュージックスペース」です。

 

夏の短期集中講座の案内を、「枚方つーしん」さんのページにある「伝言板」に掲載していただきました。

よろしかったらごらんください。

枚方市の情報でんごんばん(掲示板)【枚方つーしん】

 

体験レッスンのお問合せをいただく際に、

「うちの子は落ち着きがないのですが、レッスンできるでしょうか?」

とのご質問をいただくことがあります。

 

幼児(未就学児)でしたら、じっとしていなくて当たり前の時期です。

 

しかし。そういうことではない理由で、落ち着きがなくなってしまっているケースがあります。

 

こちらは、バスティン・パフォーマンスパーティーBの、あるページです。 


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左手に和音が出てきて、両手演奏の始まりの段階です。

 

弾くときには、譜面に注目しないといけませんが、

どうしても挿絵に目がいってしまうお子さんがいます。

譜面を見なくちゃいけないのはわかっているけど、

視野に入る挿絵の方もどうしても気になってしまうのです。

さらには、挿絵の話を始めることもあります。

 

そんなことをしていると、どうしても

「落ち着きがない」

「譜面を見なさい」

「今は、絵の話はしません」

などと言われてしまいます。

 

そんな時、どうするか。

 

目から入ってくる情報を整理します。

必要な情報、つまり譜面だけ見えるようにしてみます。

 
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イラストを隠すだけですが、

情報はかなり整理されます。

 

挿絵の話をさせないために隠すのではありません。

本人が譜面に注目したいのに、挿絵によってそれを妨げられている場合の対応です。

 

逆に、挿絵の話をするときに、どうしても譜面に目がいってしまうのであれば、譜面を隠してみます。

 

 

見えているもののすべての中には、

注目すべきものとそれ以外のものがあります。

注目すべきもの以外は見ないように、情報を整理していきます。

しかし、その情報整理が苦手なタイプの人がいます。

そういう場合は、その情報整理を少しカバーして、

スムーズにレッスンが進むようにしています。

 

これですべてが解決するとは限りません。

ご本人にとって、わかりやすいかどうか、常に確認しながらレッスンを進めるようにしています。

 

(2017.08.16 追記しました)