大阪府枚方市の個人レッスン エレクトーン・ピアノ音楽教室「こえだかミュージックスペース」です。
夏の短期集中講座の案内を、「枚方つーしん」さんのページにある「伝言板」に掲載していただきました。
よろしかったらごらんください。
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体験レッスンのお問合せをいただく際に、
「うちの子は落ち着きがないのですが、レッスンできるでしょうか?」
とのご質問をいただくことがあります。
幼児(未就学児)でしたら、じっとしていなくて当たり前の時期です。
しかし。そういうことではない理由で、落ち着きがなくなってしまっているケースがあります。
こちらは、バスティン・パフォーマンスパーティーBの、あるページです。
左手に和音が出てきて、両手演奏の始まりの段階です。
弾くときには、譜面に注目しないといけませんが、
どうしても挿絵に目がいってしまうお子さんがいます。
譜面を見なくちゃいけないのはわかっているけど、
視野に入る挿絵の方もどうしても気になってしまうのです。
さらには、挿絵の話を始めることもあります。
そんなことをしていると、どうしても
「落ち着きがない」
「譜面を見なさい」
「今は、絵の話はしません」
などと言われてしまいます。
そんな時、どうするか。
目から入ってくる情報を整理します。
必要な情報、つまり譜面だけ見えるようにしてみます。
イラストを隠すだけですが、
情報はかなり整理されます。
挿絵の話をさせないために隠すのではありません。
本人が譜面に注目したいのに、挿絵によってそれを妨げられている場合の対応です。
逆に、挿絵の話をするときに、どうしても譜面に目がいってしまうのであれば、譜面を隠してみます。
見えているもののすべての中には、
注目すべきものとそれ以外のものがあります。
注目すべきもの以外は見ないように、情報を整理していきます。
しかし、その情報整理が苦手なタイプの人がいます。
そういう場合は、その情報整理を少しカバーして、
スムーズにレッスンが進むようにしています。
これですべてが解決するとは限りません。
ご本人にとって、わかりやすいかどうか、常に確認しながらレッスンを進めるようにしています。
(2017.08.16 追記しました)