大阪府枚方市の個人レッスン エレクトーン・ピアノ教室「こえだかミュージックスペース」です。
2週間前ですが、9月12日にこちらの講座を受講しました。
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https://www.to-on.com/bastien/events/view/4001
1年間でバスティンのメイン教材をひと通り学べる「バスティン・パーフェクトセミナー」です。
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https://www.to-on.com/bastien/news/post_713
4月から始まって、8月を除く毎月1回、合計11回の講座の5回目でした。
この5回目で、前期のパーティーシリーズが終了です。
会場は、三木楽器の開成館。
地下鉄本町駅から、アーケードの商店街を歩きます。
今回取り上げるテキストは、パーティーシリーズ最後のパーティーD。
バスティンのテキストでは、長い曲を弾く前に、短い曲で全調を弾きます。
全調といっても、1オクターブ(どれみふぁそらしど)ではなく、
指くぐりも指越えもない、どれみふぁそふぁみれど のパターンです。
調号にシャープ#やフラット♭が4つ、5つついていても、すぐに主音を判別し、ⅠとⅤ7の和音を弾く。
さらにはこれらの短調も(マイナー)も。
これが小さい子どもたちでもできるようなシステムになっています。
これがバスティンの醍醐味です!
この日の講座の教材にも、シャープ#やフラット♭がいっぱい!
実は、わたし自身が、調号にシャープ#やフラット♭がたくさんあると、それだけで「あー、むずかしい」と思ってしまうタイプ。
調号アレルギーとでもいいましょうか。
だから、このシステムを知った時、「自分もこのテキストで習いたかった!」と本当に思いました。
もしこのテキストで学んでいたら、もっと世界が広がっただろうし、調号アレルギーもなかっただろうと。
全調に取り組んでいるお子さんは、まだいないのですが、移調(キーを変える)はどのお子さんも大好き。
ハ長調(C)・ト長調(G)・へ長調(F)の間なら、幼児さんでも迷わずすらすらと。
「むずかしいでしょ?」と聞くと
「かんたんやった」と、みんな答えます。
わたしも、そんな風に答えたかったなぁ(笑)。
10月からは、パーティーシリーズの次に使うベーシックシリーズを取り上げる、後期講座となります。
自分が習ったのとは違う方法でレッスンをしているので、日々発見の連続です。
リズム打ち(おんぷの長さにあわせて手をたたく)だって、譜面だって、わたしが習ったこととはまったく違います。
しかし、それが子どもたちには受け入れられていて、力がついています。
リズム打ちも、長さがあっているだけではなく、表現力につながるたたき方になりました。つまり、弾く前から、手をたたくときから、表現力が育っていくのです。
(わたしもこれで習いたかった!)
指導法は、改善されたものがどんどん生まれていますから、自分が習った方法と違っていても当たり前!といえるのですが(笑)
子どもたちにとっての、わかりやすさ・わかりにくさは、子どもたちがレッスンで教えてくれます。
そのおかげで、当教室の指導プログラムは改善されていきます。
この講座も3月まで毎月通って、日々の指導をさらに向上させていけるよう、しっかり学びたいと思います。