大阪府枚方市 個人レッスンのエレクトーン・ピアノ教室「こえだかミュージックスペース」です。
先月末、テキストの卒業テストにお2人が挑戦されました。
卒業テストは、練習の目標の1つにしていただくことと、テキストの課題習得の確認のため、教室独自で行っています。
まずは2冊めのテキストの卒業テスト。
ハ長調(C)・ト長調(G)・ヘ長調(F)から1曲ずつ、楽譜を見ないで弾きます。
そのうち1曲は8分の6拍子の曲で。
メロディと伴奏とのバランスに気をつけます。
さらに、この各調のⅠの和音とⅤ7の和音。
五線譜の仕組みも(仕組みだけで、音を読んだりはしない)。
7つの音(どれみふぁそらし)の順番は、どの音からでも上行・下行とも言えるかどうか。
となりの音だけでなく、1つとばしでも順番にすらすらと。
そして8分の6拍子のリズムうち。
その他に、習ったいくつかの音楽用語の確認。
簡単なことばかりではありますが、
「わかっているようでわかっていない」にならないように、
毎回のレッスンでも確認を繰り返します。
この段階で少しでもそんなことがあると、後で困ることになりやすいのです。
どの課題もクリアして、合格です。
3冊めのテキストから、フラッシュカード(音符カード)を使います。
この段階ではじめて五線譜の音符を読みますが、1つずつ覚えるのではなく、最初は11個から。
「最初から11個なんて、読まれへーん」
というお子さんは、今のところおられません。
「あ、読めるわー」
「そういうことやったんかー」
といった反応が返ってきます。
1冊め、2冊めのテキストで十分に、楽譜を読むための準備をやっていきます。
時間も手間もかけます。土台はしっかりと丁寧に。
さあ、ここからは五線譜をどんどん読んでいきます。
音楽の、世界が広がります。
新しいテキストも、楽しく進んでいきましょう!