大阪府枚方市 個人レッスンのエレクトーン・ピアノ音楽教室「こえだかミュージックスペース」です。
音符の学習は、その形と長さからスタートします。
小さい子どもたちがお勉強に使うテキストには、
音符の長さをりんごであらわしていることが多いです。
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これを見て、いつも思っていました。
子どもたちには、これで長さが伝わっているのだろうか。
これがベストの方法なのだろうか。
この表を埋められたとしても、
音符の長さがわかることとはまた別のことです。
たとえば、キティちゃん
身長 りんご5つ分
体重 りんご3つ分
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長さや重さをりんごの数で表しています。これはわかります。
しかし、目に見えない音の長さは、りんごの数でいいのだろうか。
子どもたちは本当にわかるのだろうか。
実は、あいまいになっているんじゃないか。
たまたま、他のお教室でこの方法を使ってお勉強してきたお子さんが
来られたことがあります。
保護者の方が
「りんご3つ分のばす、と言ってもよくわかっていないんです」
とのお話がありました。
りんご3つの音符の長さをお子さんに聞いてみたら
手を3つ、パンパンパン
とたたいてくれました。
りんご3つですもん。1つ・2つ・3つ。
そうなりますよね。
上の表の他に、
りんご半分の長さ、1つ半の長さというのもあります。
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さらに、ややこしくなってきます。
小さい子どもたちが、音の長さをこれで理解するのは、やはり難しそう。
子どもの発達を勉強して、わかってきたことがあります。
小さい子どもたちにとって、数は、
見た目の数字(形)
ものの数量
でしかない。
「2つのばす」は、とても抽象的で、実はわからなくて当然なのだと。
当教室では
音符の長さの学習でりんごなどの数を
使わないことにしました。
(りんごではなく、他の果物や野菜が使われていることがありますが、同じことです)
当教室では、「○つのばす」という言い方は、
ある程度の量の曲を弾いて、音の長さの違いが、はっきりわかるようになってから使うようにしています。
「わからない」「あいまい」を作らないように、
当たり前も疑いながら、指導の内容を充実させていきたいと思います。
おまけ
つい先日、庭にツグミがやってきました!
本物を見たのは初めてです。
「キャン、キャン」と聞こえる鳴き声は、まるで子犬のよう。
枯葉の上を歩いては立ち止まり、歩いては立ち止まり。
本当に「だーるまさんがこーろんだ!」をやっているようでした。
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こえだかミュージックスペースでは、
3歳以上を対象に
発達の視点で子どもたちの成長を見ながら、
基礎を大切にしたレッスンを行っています。
大人の方もご利用です。
🔰初心者・未経験者、大歓迎!
🍀障害児者、応相談
🅿専用駐車場有り
🔹🔹🔹🔹🔹🔹🔹
2022.3.9現在の空き状況
【平日15時以降・土曜】
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受付を停止しております。
次回募集は未定です。
募集再開時には、受付開始2週間前よりお知らせいたします。
【平日15時まで】
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