大阪府枚方市の個人レッスン エレクトーン・ピアノ教室の「こえだかミュージックスペース」です。
今日は、台風が接近中です。
今朝は晴れていて、警報など発令されていませんが、夕方から最も近畿地方に近づくとのことで、本日午後にレッスンの予定が入っている皆さんには、レッスンの有無の判断について、連絡をさせていただきました。
当教室の導入期のレッスンでは、歌いながら弾きます。
「ドレミ」の音の名前だけでなく、指番号や歌詞でも歌います。
歌詞は、曲が何を表現しているかがストレートに表れています。
読み取った歌詞の意味に合わせて歌い、それを演奏に反映させます。
その曲の場面、天気、時間、気持ちなどもわかれば、
それを演奏の強弱、明暗、動静などへつなげていきます。
豊かな表現の演奏は、導入期のレッスンからすでに始まっています。
歌うことで曲のフレーズ感もよくわかります。
どこからどこまでが一つの固まりか、「一節(ひとふし)」と言った方がわかりやすいでしょうか。
歌うと必ず息継ぎをします。
まず、不自然なところでは息継ぎはしません。
そこが自然なフレーズの切れ目になります。
歌の息継ぎといっしょに、ピアノも息継ぎ(ブレス)をします。
(イメージ画像)
ピアノの口は、手首にあるんです(笑)
息継ぎをすると、口が開きます。
(習い始めて1年未満の小2のお子さん)
直接描けないので、医療用のテープを貼って、その上に口の絵を描いています。
この口、息継ぎしない時は、閉じています。
(手の山も、できてきました)
手首に口の絵を描くのは、講座で教えていただいた方法です。
口の絵があることで、ブレスを確実に意識できます。もう、意識せざるを得ない状況(笑)。
この動きを見ると、むかしむかし、わたしが子どもだった頃によく行われていた
「手の甲に何か乗せて、落とさないように指を動かす練習」
とは正反対のことをやっていることに気づきました。
練習法は、時代とともに変わっているのでしょうね。
ということは、指導者としてこれからも学び続けないといけないということ。
このお子さん、このままお家に帰って、
「ピアノの口は、手首にあるねんで~」
って、お家の人に教えてあげたそうです。
気にいってくれたようで、よかったです(*^▽^*)
最後までお読みいただき、ありがとうございました。