枚方市 エレクトーン・ピアノ教室 こえだかミュージックスペース

枚方市駅からバスと徒歩で10分、山之上北町。1回ずつの予約可。子どもから大人まで、基礎から丁寧に学ぶ個人レッスン。障害児者、応相談。

2016年を振り返って

2016年が終わります。

 

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今年の当教室は、初めてだったり、新しかったり、変更したりということが、たくさんありました。

 

新しく通ってくださるようになった方が15人。

にぎやかになりました。

 

いろんな機会を利用して人前で演奏する経験をされた方がたくさんおられました。

もちろん、初めてという方も。

 

クリスマス会では、複数で一曲を仕上げることにも初挑戦。

 

来年もますます経験を重ねてくださいね。

 

と書いていたら、年が明けちゃった~。

 

今年もよろしくお願いします。

 

 

2017年4月に発表会を開催します

大阪府枚方市 個人レッスンのエレクトーン・ピアノ教室、こえだかミュージックスペースです。

 

11月に新しいお仲間が3人増えて、12月を迎えました。

12月は、当教室恒例のクリスマス会があります。

今年は参加人数が40人を超え、会場のレッスン室に全員が入れないため、2日に分けて開催します。

その準備に加え、8日にはイベントでの演奏もあり、こちらは短期集中練習中です。

 

そして来年4月には、当教室主催の発表会を開催します。

今回は、スタインウェイのコンサートグランドピアノD274がある会場を選びました。

とてもステキなピアノです。

www.steinway.co.jp

 

また、ソロ演奏以外にご家族さまと一緒に演奏する「ファミリーの部」(仮称)も設けようと思います。

連弾でもよし、他楽器と合奏もよし、歌もOK。

お孫さんと一緒の演奏を希望されているおばあちゃまが、すでにいらっしゃるとか。

まったく弾けない方には、手拍子ができれば弾けるような簡単なものをご用意しますので、お気軽に連弾に挑戦していただけたらと思っています。

 

ちょっとこじんまりとした会場ですが、その分アットホームな発表会にしたいと考えています。

 

選曲や構成を考えていたら、あっという間に4月になりそう・・・。

ピティナ・ピアノステップ枚方秋季 2016.11.20

大阪府枚方市 個人レッスンのエレクトーン・ピアノ教室「こえだかミュージックスペース」です。

 

昨日は、京阪枚方市駅前の大東楽器さんのMuse Duoで、ピティナ・ピアノステップが開催されました。

 

プログラム冊子

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時間割

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当教室からは1名のお子さんがピアノステップ2回目の参加です。

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課題曲・自由曲、持ち味の丁寧な演奏で、ステキでした(*^▽^*)。

大勢の知らない人の前で弾くので、ちょっと緊張されていたようですが、集中力で乗り切りましたね。

合格証書も問題なく受け取ることができました。

緊張がもう少し減ると、いつもの伸びやかさがもっと出たかな~と思っていたら、アドバイスにその点が。

いつも的確なアドバイスをいただけるので、ありがたいです。

 

それにしても、本番のステージでベストを出すのは大変なこと。

でも、ステージを経験すると「少しずつでも、本番でベストが出せるようになりたい」という、目標ができますね。

 

そして、講評で「1曲目と2曲目の間」についてお話がありました。

1曲目が終わったらすぐに2曲目を弾き始めるのは、どうかなと。

大切なご指摘です。

最初に弾くときから、曲の始め・曲の終わりを、意識するレッスンが必要だと感じました。

 

他教室の生徒さんの演奏を聴くことは、自分のレッスンを振り返ることができる貴重な機会でもあります。

今回もたくさん勉強になりました。もっと学んで充実したレッスンができるようになりたいと思います。

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子どものレッスンノートより

大阪府枚方市 個人レッスンのエレクトーン・ピアノ教室「こえだかミュージックスペース」です。

 

当教室の「レッスンノート」(連絡帳)は、オリジナル。

教室からの連絡、ご家庭からの連絡のやり取りに使いますが、

最大の目的は、子どもたちが「練習してみてどうだったか」をとらえかえすこと。

 

まだ字が書けないお子さんの場合は、〇・△・×でOK。

〇が、はなまるやハート付きになっていることもあります。

字でなくても、伝わってきます。

 

そんなレッスンノートから、最近のいくつかを。

 

こちらは年中さん。

「リズム打ち(おんぷの長さに合わせて手をたたく)を練習してきてください」に対して

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小学生のごきょうだいが代筆してくれています。

リズム打ち、たくさんあったのに、めっちゃたのしくてよかった~(*^▽^*)

 

同じお子さん。

「クリスマス会のソロ曲は〇〇にしますね」と書いたところ

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「おっけー」これはご本人が書いてくれました。

 

こちらは、小学低学年の男の子。いつもパワフルです。

中でもこの張り紙は、最高のインパクトでした。

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「しゅうちゅう!ねっけつ!」

この張り紙をはちまきの正面に貼りつけて、学校の宿題・ピアノの練習をしたとのこと。

はちまきして練習!!

そして「集中!」「熱血!」

アツイ!アツすぎる!

 

それから、こちらはレッスンノートではなく、テキスト。

絵の中からねこを2匹見つけて、色をぬってきてもらっています。

たいていは、単色でぬってきてくれるのですが、こちらの年長さんは、こんなねこです。

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とらねこさんです。しかも、しっぽの先まで柄が細かい。

「見て!」のアピールもしっかりされてました。そりゃ、見てほしいですよね。

時間をかけて、ていねいにぬっているはずですもん。

 

レッスンノートにあふれるお子さんの思い、

ピアノのテキストの色塗りに現れる子どもたちの表現、

その一つ一つに触れることがとても幸せに思います。

フレッシュピアニストコンサート 2016.11.13

昨日は、京阪枚方市駅前の大東楽器Muse Duoさんで開催されたフレッシュピアニストコンサートに行ってきました。

 

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4時開始の4部に、小学生の生徒さんが1名参加されました。

当教室に通われるようになって、半年ほどのお子さまです。

 

受付開始直後の会場。

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このあと、座席はほとんど埋まりました。

 

とても落ち着いて、堂々と演奏されましたよ。      f:id:koemusic:20161114203204j:plain

黒の衣装が大人っぽくてステキ。

 

他教室から当教室に変わってこられて、手の形や腕の動きと譜読みを改めて学んでおられます。

とても頑張ってくださって、手の形がずいぶんきれいになってきたんです。別人みたいに(*^▽^*)。

楽譜読みも、スピードアップしました。

力が付いてきたな~という感じです。

 

基本の力がしっかりと身につくと、「わかる」が増えます。これから、ますます楽しくなってきますね。

 

来週は、同じ会場でピティナ・ピアノステップが開催されます。

こちらには、別のお子さんがご出演です。

 

発表の場は、励みになったり喜びになったりします。

お一人お一人それぞれに、いろんな発表の場を利用して、経験を重ねていただきたいなぁと思います。

あらためて。保護者さまとの連携は本当に大切。

大阪府枚方市 個人レッスンのエレクトーン・ピアノ教室「こえだかミュージックスペース」です。

 

7日は、仲良くしていただいている先生方と寝屋川市で集まって、情報交換をしました。

ほぼ毎月、集まっています。

日頃のレッスンで気づいたこと、こんなことがあったのよ~という報告、指導法の紹介、相談など、ざっくばらんに話ができる大切な時間です。

7日はランチをはさんで4時間、みっちりと。

 

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ランチは、ねやがわ一番街商店街にある喫茶ポピーさんへ。

昔からある、落ち着いた雰囲気で、ゆったりとした椅子の喫茶店。

 

日替わりランチ、あさりのトマトソーススパゲッティをいただきました。

サラダ・ドリンクに加えて、食パン半分サイズのたまごサンド(とろけるチーズが乗っている)つき。

ボリューム満点です。

 

いつも話題になるのは、保護者さまとの連携の大切さ。

日頃のご家庭での練習がメインになるだけに、本当に重要です。

 

お子さまの現在の課題、習得するための練習のポイント、それが今後のどのようなことにつながるのかの見通し、そういったことについて共通の認識を持っておくこと。

わかりやすく保護者さまにご説明することはもちろんですが、保護者さまに信頼していただけることが大前提。

 

信頼されるだけの講師なのか。

保護者さまを信頼している講師なのか。

結局は、講師自身の問題です。

 

当教室はありがたいことに、保護者さまには本当に恵まれていると思います。

これからも、保護者さまと教室が連携して、大切なお子さまお一人お一人に、寄り添い、また励まし、見守りながら、成長を喜び合える。

時には、大人同士も励ましあいながら・・・。

そんな場所でありたいと思います。

どんぐりをどうする??~子どもの思いから学ぶこと

大阪府枚方市 個人レッスンのエレクトーン・ピアノ教室「こえだかミュージックスペース」です。

 

天気予報で「冬型の気圧配置」という言葉を聞きました。

季節はそこまで進んでいるのですね。

いつのまにか、きんもくせいの季節が終わり、すすきがたくさん見られるようになりました。

 

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先日のレッスンで、年長のお子さんからどんぐりをいただきました。

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「これな、水につけたらいいねん」という解説。

そうか、発芽しやすくなる方法を教えてくれているんだ

と、ピンときました。

 

「それから、どうするの?」と尋ねると

「柔らかくなる」

 

そうそう、柔らかくなると発芽しやすいのよね。

 

さらに「それから?」と尋ねました。

わたしの中には、「埋める」という答えが予想されていました。

 

「えっ??」

予想の答えは返ってこないので、再度尋ねます。

「水につけて、それからどうするのかな?」

 

予想外の答えが笑顔とともに返ってきました。

「皮がむきやすくなる!」

 

確かに、皮がむきやすくなります。それはわかる。

それから埋めるんだよね。という思いでしつこく質問するわたし。

「それから、どうするの?」

 

「えっ??だから、皮をむくねん・・・」

 

ここでやっとわたしは気づきました。

「埋める」という答えは返ってこないのだと。そして、確認しました。

「もしかして、皮をむいたら終わり??」

 

「そう、終わり」

 

そうだったのか。

 

お子さんの考えている行動の目的は、皮をむくこと。

わたしの考えている行動の目的は、埋めて発芽させること。

 

「大人が当たり前だと思っていたことが、実は全然違っていて、子どもにとってはまったく的外れ。」

だったのです。

 

レッスンを進める順番も、そういうことがあると思います。

 

「ここまで進んだら、次は当然これ」

と思っているその順番、実は子どもにはわかりづらいのかもしれない。

 

ある方がこんな話をされていました。

「鍵盤には、黒鍵が2つのところと3つのところがあることを学んだら、次は”もちろん”ドの場所を覚えます。」 

 

本当に「もちろん」なのかどうか。

それ以外の順番はありえないのか。

子どもにとってそれが最もわかりやすい順番なのかどうか。

一度立ち止まって、検証したい。

 

「当たり前だと思っていること」に疑問を持つことが、子どもたちへの理解を一歩進め、よりわかりやすい指導方法を作っていく。

 

当たり前であると思っていることに疑問を持ち、学び続け、よりわかりやすい指導法を実践しなくては・・・

そんなことを改めて考えることができた、どんぐりでした。

 

そのどんぐり、ただいま水に浸けています。

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皮がむけやすくなるのは、いつになるかな~。