大阪府枚方市の個人レッスン エレクトーン・ピアノ教室「こえだかミュージックスペース」です。
当教室の発表会まであと5日。
今週は最終のレッスンになります。
写真屋さんとの打ち合わせは昨日完了。記念品は本日到着。手づくりプログラムは本日より配布開始。
準備も進んで「いよいよ」の感が高まってきました。
昨年の1年間で、通ってくださるお子さんが15人増えたこともあり、
今回の発表会は習い始めの「導入期」といわれる段階のお子さんがたくさん出演されます。
演奏曲は短め。片手だけの演奏もあります。
しかし「たったそれだけ」ではありません。
この段階で学ぶことはたくさんあって、そのどれもが今後の演奏を左右する重要なものばかりです。
弾く前から始まります。
座る位置はどうか。座った時の重心はどこか。
演奏前に曲の速さを決めてカウントしてから弾き始める習慣も、この段階からのスタートです。
そのテンポを最後まで保持することも大切です。
そして、指のどこが鍵盤にどう触れるのか、どう離れるのか。指はどこで支えるのか。
手首、ひじ、腕はどう使うのか。力が抜けているかどうか。
そんなことも、導入期から。
もちろん、エレクトーンのレッスンでも同じ。
最初はできていなくてもよいのです。
ピアノやエレクトーンを弾くということは、こういうことをすることなのかと知ること。
そして、自分で意識しながら、一音一音大切に演奏することが重要です。
それが、表情豊かなステキな演奏へとつながります。
意識していれば、わかってきて、だんだんできるようになります。意識していなければ、当然身につきません。
当教室の場合は、保護者の皆さまもそれを意識してくださるのが、とても大きな支えになっています。
子どもたちに意識してもらうために、わたしもこだわります。飽きないように手を変え品を変え、時には歩いたり踊ったり、カードでゲームをしたり、クイズをしたり。
特に小さいお子さんは、遊びを通して学ぶ時期ですので、遊びの要素をたっぷり入れます。
「こいぬのマーチ」のミドミドミソソ~
「ちょうちょう」のソミミ~ファレレ~
「月のひかり」のドドドレミ~レ~
たった2小節のこれだけにも、意識することは山盛りです。
レッスンでも、お子さん自身が「ここの音だけドーンってなってたぁ~」など、気づいていることもあります。
こんな時、耳の力が育っていることを実感します。
こういった練習を重ねた子どもたちの演奏を通して、ご家族の皆さまと一緒に、お1人お1人の成長を喜び合える発表会となればと思います。
※発表会の入場は関係者のみです。