枚方市 エレクトーン・ピアノ教室 こえだかミュージックスペース

枚方市駅からバスと徒歩で10分、山之上北町。1回ずつの予約可。子どもから大人まで、基礎から丁寧に学ぶ個人レッスン。障害児者、応相談。

ステキなピアノ演奏をめざして~導入期から意識すること

大阪府枚方市の個人レッスン エレクトーン・ピアノ教室「こえだかミュージックスペース」です。

 

当教室の発表会まであと5日。

f:id:koemusic:20170418093523j:plain

今週は最終のレッスンになります。

写真屋さんとの打ち合わせは昨日完了。記念品は本日到着。手づくりプログラムは本日より配布開始。

準備も進んで「いよいよ」の感が高まってきました。

 

昨年の1年間で、通ってくださるお子さんが15人増えたこともあり、

今回の発表会は習い始めの「導入期」といわれる段階のお子さんがたくさん出演されます。

 演奏曲は短め。片手だけの演奏もあります。

しかし「たったそれだけ」ではありません。

この段階で学ぶことはたくさんあって、そのどれもが今後の演奏を左右する重要なものばかりです。

 

弾く前から始まります。

座る位置はどうか。座った時の重心はどこか。

 

演奏前に曲の速さを決めてカウントしてから弾き始める習慣も、この段階からのスタートです。

そのテンポを最後まで保持することも大切です。

 

そして、指のどこが鍵盤にどう触れるのか、どう離れるのか。指はどこで支えるのか。

手首、ひじ、腕はどう使うのか。力が抜けているかどうか。

そんなことも、導入期から。

もちろん、エレクトーンのレッスンでも同じ。

 

最初はできていなくてもよいのです。

ピアノやエレクトーンを弾くということは、こういうことをすることなのかと知ること。

そして、自分で意識しながら、一音一音大切に演奏することが重要です。

それが、表情豊かなステキな演奏へとつながります。

 

意識していれば、わかってきて、だんだんできるようになります。意識していなければ、当然身につきません。

当教室の場合は、保護者の皆さまもそれを意識してくださるのが、とても大きな支えになっています。

子どもたちに意識してもらうために、わたしもこだわります。飽きないように手を変え品を変え、時には歩いたり踊ったり、カードでゲームをしたり、クイズをしたり。

特に小さいお子さんは、遊びを通して学ぶ時期ですので、遊びの要素をたっぷり入れます。

 

「こいぬのマーチ」のミドミドミソソ~

「ちょうちょう」のソミミ~ファレレ~

「月のひかり」のドドドレミ~レ~

たった2小節のこれだけにも、意識することは山盛りです。

 

レッスンでも、お子さん自身が「ここの音だけドーンってなってたぁ~」など、気づいていることもあります。

こんな時、耳の力が育っていることを実感します。

 

こういった練習を重ねた子どもたちの演奏を通して、ご家族の皆さまと一緒に、お1人お1人の成長を喜び合える発表会となればと思います。

 

※発表会の入場は関係者のみです。