枚方市 エレクトーン・ピアノ教室 こえだかミュージックスペース

枚方市駅からバスと徒歩で10分、山之上北町。1回ずつの予約可。子どもから大人まで、基礎から丁寧に学ぶ個人レッスン。障害児者、応相談。

ぐるぐる巻き

大阪府枚方市の個人レッスン エレクトーン・ピアノ教室「こえだかミュージックスペース」です。

 

今日の午後はお休みをいただいて、

日帰り手術をしてきました。


f:id:koemusic:20171110181858j:image

 

 

ぐるぐる巻き🌀

 

レッスンタイムで応援メッセージをくださったみなさん、

ありがとうございました。

 

ちょっとチクチクしたけれど、

看護師さんと世間話してたら、

あっという間に終わりました。

普通に電車で帰宅中です。

 

いつもはレッスン時に、立っていることが多いのですが

明日は座らせていただきますね。

体操も、任せたよ!

 

左足を除けば、いつもと同じ。

朝から19時までですが、精一杯レッスンいたします!

みんなが来るのを、待ってます🎵


f:id:koemusic:20171110182334j:image

楽しいレッスンの「楽しい」とは?

大阪府枚方市の個人レッスン エレクトーン・ピアノ教室「こえだかミュージックスペース」です。

 

先日、近所で、冬の渡り鳥「ジョウビタキ」を見ました!

ジョウビタキ(日本野鳥の会のページ)

スズメくらいの大きさの鳥で、お腹が渋いオレンジ色をしているオスです。

一昨日は立冬。冬が始まっているんですね。

スマホで写真を撮ろうとしたら、逃げられたので、写真ナシです)

 

レッスンの「楽しさ」とは、何だろう。

よく考えていることです。

 

「面白いことを言って、笑わせて、笑顔いっぱいのレッスン」

ちょっと違う。

 

「とりあえず弾けたらOK!むずかしいこと抜きだから、楽しいレッスン」

それは、違う。

 

「講師の指示に従えばいいだけ、自分で考える必要のない楽チンで楽しいレッスン」

これも違う。

 

レッスンの楽しさとは、

知らなかったことを知る、その喜びだったり、

努力するとできなかったことができるようになる、その手応えだったり、

表面的なことだけでなく、とことん追求して、その世界のもっと深いものに手が届いた感触だったり、

うまくまとまらないけれど、そういうことなんじゃないかなと。

 

 

レッスンでは、

習得度を即時判断して、無理・無駄のないわかりやすい方法と順序を

即時に選択して進めます。

 

それでも、子どもたちには

簡単にはいかないことがあったり、

自分のできなさと向かい合うこともあります。

それは、進歩の途中では必ずあることです。

これだけ見れば楽しいことではありませんが、

逃げずに受け止め、努力を重ねて、

歩みを進めてほしいと思います。

 

その子どもたちのしんどい状況を

できていないと否定せず、

励ましていくのも、

講師の大切な役割であろうと思います。

 

「しんどいこともあるけれど、楽しい」

そう思える経験となれば、

自信につながるのではないかと思います。

 

【おまけ】

子どもたちの絵をいくつか。

 

年長さん。くだものいっぱい。

f:id:koemusic:20171109063407j:image

ぶどうの「ふ」が反転しています。

この年齢の理解の段階を表しています。

レッスンではそれを踏まえておくことが必要です。

 

同じお子さんの絵。


f:id:koemusic:20171109063950j:image

先生を描いてくれたそうです。

2等身ですが、小さい子の絵と違って、胴体があります。(でも足はない)

それにしても、かわいく描いてくれて、うれしいな。

 

こちらは年中さん。

音符を書けばいいのですが、

好きなものも書きたくなっちゃうんですよね。

そこに、その子らしさが出ます。


f:id:koemusic:20171109064547j:image

 ハート、大好きなんですね。

 

今日は講座です。

たくさん勉強してきます。

今野万実先生の講座 2017.10.26

大阪府枚方市の個人レッスン エレクトーン・ピアノ教室「こえだかミュージックスペース」です。

 

先月26日に枚方で、今野万実先生の講座、

「ビアノの先生が知っておきたい 導入期の"指づくり""音づくり""耳づくり" 2」 

を受講しました。

f:id:koemusic:20171105173900j:image

今野先生のご本がテキストです。 


f:id:koemusic:20171106164511j:image

 昨年9月に同じ会場で受講した、同タイトルの講座の第2回。続編です。

 

第1回では、打鍵(タッチ)の基本・奏法の基本を

どのようなものを目指すのか、

どのように伝えるとわかりやすいのか、

詳しく教えていただきました。

ピアノ指導とは直接関係のない市販品を使うというのが、もう、目からウロコ!

 

さっそく、当教室でも取り入れました。


f:id:koemusic:20171106164716j:image

いまや、レッスンに欠かせないものになっています。

 

今回は、第1回の講座の復習のあと、ギロックのこの曲集

「はじめてのギロック

「こどものためのアルバム」

を使って、


f:id:koemusic:20171106171752j:image
どの曲でどのような課題を学ぶことができるのか、

子どもたちが陥りやすい事例を盛り込みながら、

具体的な指導法を説明してくださいました。 

 

最後列の席だったので、途中何度も立ち上がっての受講でした。

 

今回も、うなずくことがたくさん。

プラス、気づかされることが山盛りでした。

導入期の課題を、もっと細分化して具体的に掌握しておくことの必要性。

その課題を、どの曲を使って学ぶのか、という分析と計画。

その曲は、1曲ではなく、複数の引き出しを用意しておいて、

1曲でやりきろうとしない。

 

一つのことを教えるのに、いくつもの方法を持っておくことは、

とても重要です。

お子さんの年齢が違えば当然、教え方は変わります。

その上、わかりやすい方法は人それぞれ。

同じことを繰り返してしまうと、飽きてくるうえ、

「できてない」メッセージになってしまいます。

 

引き出しは本当に増やすことは、指導においてどれだけ重要なのか、

改めて思いました。

 

それと、

「ピアノは顔で弾く!」

これは、もっとこだわりたいと思いました。

曲想とまったく違った表情では、

曲想にあった表現はできない。

 

だけど、これをやってもらうと、きっと変顔するんだろうなぁ(笑)

鍵盤に顔をつける子もいるかなぁ(笑)

(妄想。。。)

 

 講座後は、知り合いの先生と、ひらかたサンプラザホテル1F月陽でランチを。


f:id:koemusic:20171106201332j:image


f:id:koemusic:20171106201352j:image


f:id:koemusic:20171106201408j:image

おいしいお食事をいただきながら、

よりわかりやすいレッスンのためには、何が必要かというテーマで、

深い意見交換ができました。

 

そのあとは、お天気もよかったので、岡東中央公園へ。

枚方市菊花展、開催中でしたが、時期が早かったのか、まだつぼみが多かったように思います。


f:id:koemusic:20171106204517j:image


f:id:koemusic:20171106204548j:image

11月13日まで開催しているようです。

枚方の秋は、菊ですね。

 

そして。

今回の講座でご紹介いただいた新しいグッズを、


f:id:koemusic:20171106211734j:image


f:id:koemusic:20171106211803j:image

とりあえず、4つ購入いたしました。

子どもたちの反応が楽しみです。

最年少さん、3歳になりました

大阪府枚方市の個人レッスン エレクトーン・ピアノ教室「こえだかミュージックスペース」です。

 

当教室には約35人の子どもたちが通ってくれています。

そのおよそ3割が、小学1年生。

 

小さいお子さんがたくさんいらっしゃいます。

 

来年度に年少さんになる子どもたちも、2人おられます。

保育園でいう、2歳児クラスです。

 

最年少は、先月末に3歳になった女の子。

 
f:id:koemusic:20171103131655j:image

まだ小さくて、ピアノの鍵盤が、顔の高さなんです。

小さくても、やる気満々。

ピアノのお勉強の時は、真剣そのものです。

 

写真は、ピアノの音の高さが、右が高くて左が低いことを、お勉強しているところ。

ピアノの前を右へ左へ動きながら、音を出して、音の高さを確かめました。

 

このお子さんが、中学卒業まであと12年。

ステキな演奏を生み出す女の子になってほしいなぁ。

そのためには、わたしがもっともっと勉強して、指導力を上げなくては。

 

自分の責務の大きさをあらためて感じています。

お便りはファイル送信に変更

大阪府枚方市の個人レッスン エレクトーン・ピアノ教室「こえだかミュージックスペース」です。

 

当教室では、毎月お便りを発行しています。

あ休みや時間変更などの連絡や、

発表会など教室主催のイベントのお知らせ、

教室主催ではない発表の場のお知らせや、コンクールのご案内、などなど。

固定予約の状況を表にしたものと合わせて、A4サイズ2枚になります。

 

ずっと、印刷してお渡ししていましたが、

レッスンをお休みされた方へのお届けが遅くなったりして、

情報提供の時期にズレが出てしまうのが気になっていました。

 

先日「教室のお便りは、一斉にメールで配信している」

という、あるお教室の話を耳にし、この方法を使うことにしました。

 

ハッキリ言って、採用が遅かったですね。

「そんなの常識だよ」と言われて、猛反省(汗)。

 

試験的に、10月末の配布分をpdfファイルにして、メールで送ってみました。

保護者さまのご協力で、開封の確認をしていただいたところ、

LINEのほうが使いやすい方も多くいらっしゃいました。

そこで、メール、LINE、プリントで手渡し、

以上の方法から使いやすい方法を選んでいただいて、

皆さんにお届けすることにしました。

 

今回のことで、数人の保護者さまと

LINEでつながることになりました。

新しいつながりはうれしいものですね。

 

ただ、LINEで使っておられるお名前だけでは

わたしにはすぐにどなたかわからないことがあり、

手持ちの手書きの名簿に

LINEのお名前をペンで書き込みました(笑)

まだまだアナログですね。

 

~おまけ~

今日は、青い空が広がって、いい天気でした。
f:id:koemusic:20171102114636j:image

山之上の田んぼでは、すっかり稲刈りが終わって......

と思っていたら、まだの田んぼもありました。


f:id:koemusic:20171102114040j:image


f:id:koemusic:20171102114120j:image 

実るほど こうべを垂れる 稲穂かな

 

大阪府枚方市の個人レッスン エレクトーン・ピアノ教室

こえだかミュージックスペース」でした。

成長を待つ~ぬりえは成長の証

大阪府枚方市 個人レッスンのエレクトーン・ピアノ教室「こえだかミュージックスペース」です。

 

きょうで10月も終わり。

今年は2月以降、毎月新しいお仲間をお迎えしていますが、

10月も年少の男の子が来てくださいました。

お好きな歌を一緒に元気に歌ってくれています。

まずは、通うということから、慣れていきましょうね。

 

さて。

当教室の導入期のレッスンでは、

お子さんによって、進行順序や速度が

違ってくることがよくあります。

 

その「お子さんによって違う」が、本当に深いと思います。

 

年齢、月齢、性格、環境、経験、

それに当教室の場合は発達凸凹さんもおられますので、その特性、

それだけでも、一人一人違います。

人間は一人一人違っていて、当たり前のはずが、

いつの間にか「○歳なら、△△ができる」

という基準に縛られてしまいがち。

そのことは、子どもたちを型にはめ、縛ってしまうことになります。

気をつけないといけません。

 

「この課題がクリアできたら、次はこの課題へ」とこちらが思っていても、

その課題をするには、発達段階が達していないことがあります。

 

そんな時は、待ちます。

「早い方が良くて、そうでないのは良くないのではありません。

歩けるようになったばかりの子どもに、自転車は無理なのと同じ。

発達に見合うことをするのが、大切です。

 

ぬりえが大好きな年少の女の子。

好きなのですが、どうしても線からはみだしてしまいます。

しかも、線はまったく関係なしの大胆なはみ出し方で、

手を上下左右に大きく往復させて、塗る絵とその周囲を勢いよく塗りつぶします。

 

手指の緻密性や集中力の発達が、もう少しアップしたら、

テキストの風船のぬりえをやってもらおうと思って、

そのページは空けたままにしておきました。

 

毎回のレッスンで、大好きなぬりえをしました。

最後まで集中して塗ることができる日を、楽しみながら待ちました。

「はみだしたらダメ」は、お母さまもわたしも言わないようにして。

本当に楽しそうにぬっているのです。

そんな姿に否定の言葉は必要ありません。

はみ出ても、色がぐちゃぐちゃでも、塗りかたを教えるようなこともしませんでした。

 

 

その後、少し細かい塗りかたができるようになりましたが、

でもすぐにはみ出して、いろんな色を重ねぬり。

 

そのうちに、細かく塗る時間がだんだん増えてきたものの、やっぱり最後はダーッとなって。

一つの絵に何色も重ねぬり。

どの色もぬってみたくて、重ね塗りをしているように見えました。

 

風船はまだ先になりそうだと思っていたら。

 

先日のレッスンで、あけたままの風船のページを

自ら「ぬる!」と宣言したのです!

 

風船は全部で12個。

1つでもはみださないでぬれたら、指定の色でなくても、もう充分。

そう思って見ていました。

 

こちらの心配をよそに、女の子は、

番号の色で下の風船をぬるという課題の意図も、しっかり理解して、

12個全部のぬりえを一気に完成させました!

 

f:id:koemusic:20171030175850j:image

見事!はみだしていません。

指定の色のみで塗っています。

絵をぬる手指の動きが細かい!

はみださずに12個完成させる集中力!

 

子どもは、できるようになった時には、自ら取り組もうとするのですね。

これにも驚きました。

課題は与えられるものではなくて、子どもが自分でつかむもの。

そのことに、ただただ感動してしまいました。

 

先日の赤木和重先生の講座のお話にあった

「手持ちの能力の全面開花」

の瞬間です。

 

お母さまがあせらずに、待っておられたのも、「全面開花」につながったと思います。

 

できないから、教え込むのではなく、

できていく過程を子ども自身が自分の速度で歩んでいくのを

楽しみながら、見守りながら、待つ。

待つことの大切さを教えてもらいました。

 

写真にはピースの手しか写っていませんが、

お顔は照れくさそうに笑っていました。

赤木和重先生の講座「目からウロコ!障害のある子どもの発達と保育・教育・子育て」 2017.10.24

大阪府枚方市 個人レッスンのエレクトーン・ピアノ教室「こえだかミュージックスペース」です。

 

10月24日に、こちらの講座を開催、受講しました。

【大阪府枚方市】「目からウロコ!障害のある子どもの発達と保育・教育・子育て」 2017年10月24日(大阪府) - こくちーずプロ(告知'sプロ)

 

障害のある子どもの放課後や休日の生活を充実させたい!

という思いで集まった数人の仲間と10年以上活動している「すきっぷクラブ」の主催する講座です。

わたしはそのメンバーの一人です。

 

このグループでは

障害のある子どもとその家族対象の、日帰りバスツアーをこれまでに20回開催しています。

ほかには

子育て・福祉・教育の制度などの情報をホームページにまとめたり、

Facebookでは講座やイベントの情報を集めたり、

隔月でおしゃべり会を開催したりしています。

講座は今回で4回目の開催でした。

 

講師は、発達心理学がご専門で、神戸大学大学院准教授の赤木和重先生。

ご尊敬申し上げている発達心理学者のお一人です。

 

 会場にはたくさんの皆さんが来てくださいました。

大阪府はもちろん、兵庫県京都府奈良県三重県、四国からも。

当教室の保護者さまもお2人、来てくださいました。 


f:id:koemusic:20171030071722j:image
 

講座のお話は

「できないことを、できるようにする」

これが保育・教育・子育ての目的だと思いがちですが、そればっかりじゃないでしょ?

というもの。

(思いっきりざっくりとした説明になってしまってます)

 

豊富な事例とともに、わかりやすく、やさしく解説してくださいました。

 

事例の一つに、とても楽しい授業の動画がありました。

それはそれは子どもたちが夢中になっていて、楽しんでいるんです。

それもそのはず、できることだけをたくさんする授業なのです。

指導者は、ついつい先に進みたくなってしまうのですが、次に進むのを決めるのは子ども自身。

次を学びたい要求が見えてきたら、次に進むのだそうです。

 

音楽教室のお仕事というのは、

「できないことを、できるようにする」

であるといえると思います。

しかし「これだけじゃないでしょ?」なわけです。

 

赤木先生の言葉に

「発達とは、手持ちの能力の全面開花」

というのがあります。

わたしの大好きな言葉の一つです。

 

子どもたちは最初からそれぞれに能力を持っていて、

それを自ら開花させるのだと。

 

大人が子どもに「こうあるべき」と思うことからスタートしてしまうと

子どもは自分の能力を開花させられなくなり、

そんな子どもができない子にされてしまうことになりかねません。

(「こうあるべき」にさせるために「ほめる」のも、よくないってことになりますね)

 

目の前の子どもたちが、今の力を全面開花させることができることを実践しなくては・・・

そのためにはまず、子どもたちの気持ちに寄り添うこと。

「これだけしかできない」のではなく「これができる」と、現状を肯定すること。

 

子どもたちとの関わりを、あらためて見直すことのできた講座でした。

 

講座後は、スタッフと先生と一緒に、お疲れさま!の昼食会でした。

松茸土瓶蒸しの登場。


f:id:koemusic:20171030002315j:image

食べ方がよくわからなくて、あたふたしてしまいました(笑)

 

念願の先生をお招きしての講座、そのあとは久しぶりの松茸。

そして午後は4人の子どもたちのレッスン。

充実の一日となりました。

 

【おまけ】

赤木和重先生の新刊(共著)です。

「どの子にも あ~楽しかった!の毎日を~発達の視点と保育の手立てをむすぶ~」(ひとなる書房)

http://hitonarushobo.jp/jissenryoku.html#donokonimo-aatanoshi